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2007年09月11日

コムスンショック

■深夜の介護

昨晩、NHKスペシャルで、
コムスンショックについての番組が放送されてました。
もちろん、私も見ました。

コムスンは、24時間介護に応じ、過疎地域にも進出。
コムスンの介護事業を本当に喜んでいた
ご家族はとっても多かったかと思います。

でも、コムスンの不正が発覚。
そして、介護事業撤退。
他の会社に事業を譲渡したものの。
以前のサービスがそのまま受けられず。

いわゆる、介護難民の方が
増えてしまったそうです。

コムスンのウリ、

深夜の介護を引き受けられる会社が
非常に少ないのです。
しかし、それを必要としているご家族は
実際に沢山いらっしゃっるのです。


残念なことに。
現在の介護保険内では、
さらに、介護できる範囲が狭められてきてます。
家族の負担が増えるばかり。
在宅で介護は難しくなり、
施設の順番待ちを余儀なくされることも・・・・・・。

なんだか、むなしくなりますが。
これが現状。

介護職員の給料を上げて、
もっと人数を増やそうものなら、
介護保険をもっと上げなければそれはむずかしい。
でも、この先、介護職員の需要は増すことは確かです。



ちょっと話を戻しますが。
問題なのが、深夜の介護。
ある利用者さんから、
深夜の介護サービスが受けられると、
いいのですが、という声をききました。

介護する人は、ぐっすり寝ることもできず、
深夜に起きて、体位交換、
おむつ交換をしなければならないのです。

痰が詰まりやすい方であれば、
それを吸い取ったり。
徘徊したり、幻覚、妄想などで、
起こされたり・・・・・・。

一緒に暮らしている家族のご苦労は、
口で言いあらわせられないくらい
大変なものだと思います。

しかし、深夜介護サービスを
提供する会社は、
非常に少ないのが現状なのです。
家族が、心身を削りながら
深夜の介護するしかないのです・・・・。





どうして、深夜介護サービスが成り立たないのか。



過酷な労働、そして、低賃金
これにつきるのかもしれないと、私は思います。




でも、そうは遠くない将来。

深夜介護事業、

さらに必要とされるでしょう・・・・・



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Posted by プリ子♪ at 09:00│Comments(2)介護
【コムスンショック】へのコメント
はじめまして。
他人事ではない気がして。
ほんとですよね。介護問題。先進国日本は、この件に関して
ものすごく遅れてますね。
不安でたまりません。
Posted by ごしかるごしかる at 2007年09月13日 12:59
◆ごしかるさんへ

はじめまして^^
コメント、ありがとうございます。

75歳以上のお年寄りが
現在10人に1人で。
80歳以上のお年寄りのうち、
1/4が認知症という数字があるそうです。
若年性の痴呆症も増えてきているそうですし。

まず、支えていく家族が
倒れないためのサポート体制を
整えていかないと、
この先、明るくない気がしますね。

笑いが消え、
眉間にしわを寄せながら、
毎日ぎりぎりのところで
生活するのは、酷ですものね。

ごしかるさんのおっしゃるように。
日本は本当に福祉が遅れてます。
税金は使うべきところで、使われなければと、
痛切に思います。
私も、とても不安です。
Posted by プリ子 at 2007年09月13日 14:35
 
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